私は以前からクラシックは大好物なのですが、フラメンコの音楽も大好きです。
好きといっても、これまでそんなに聴いてきたわけではありません。サビーカス、マニタス・デ・プラタ、ニーニョ・リカルド、セラニート…。
その中でも、真っ先に私の心をとらえたのはサビーカスの演奏です。
彼の残した「フラメンコの至芸」というLPレコードの中の「アレグリーアスの変奏」。この曲の後半部分の演奏は、本当に鮮やかで、切れ味が良くて、完璧で素晴らしい。
切れ味が良いといっても、どこかの誰かさんみたいに荒っぽさは全くないのです。
時々私は、このLPのこの曲だけをかけますが、その度に唸ってしまいます。そして、カスタネットを持って踊り出したくなるような心持ちになります。
このLPは2枚目のものなのですが、最初に求めた一枚は、CD化の流れによって処分してしまった経緯があります。
CDがあればことたりると思ったのですが、どうも楽しめません。そこで、このLPを十年ほどずっと探していたのですが簡単には見つかりませんでした。
ところが最近ネットオークションで見つけ、やっと取り戻すことができました。私にとってはそう言う意味でも大切なLPなのです。
サビーカスの素晴らしい演奏、「アレグリーアスの変奏」。
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