ジャズの音楽を楽しめるようになったのは、最近のこの1,2年のことです。それまで私は、なかなかこの音楽に親しむことができませんでした。
聴いてみれば、本当に素晴らしい音楽の世界があったのに。!
随分回り道をしたのだと思い、これまでジャズをあまり聴いてこなかったことが少し残念です。
でも、逆に言うと、あまり聴いていないということは、これから将来この音楽を聴くたくさんの楽しみが待っているということですよね。
これは吉田秀和氏が何かの本の中で言っていることのうけうりになってしまいました。
もう10年ほど前、私も「そろそろジャズも聴いてみよう。楽しもう。」と思い、名盤と言われたマイルス・デイビスとチャールズ・ミンガスのCDを買い、聴いてみたました。曲名等は忘れました。
しかしそれが、私には合わなかったのです。確かに名盤なのでしょうが、当時クラシックに夢中になっていた私にとっては、少しも楽しくないのです。
この最初の出逢いがまずかったのですね。私はそれ以来、ジャズの音楽から遠ざかってしまいました。
それが、ある曲をきっかけに、この音楽への素晴らしい再会を果たすことができたのでした。
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