2007年3月26日月曜日

ギター伴奏による「美しき水車小屋の娘」 シュライヤー、ラゴスニック


ペーター・シュライヤーがギターのコンラート・ラゴスニックと組んで、シューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘」を最初に歌ったのは、もう30年ほど前のことでしょうか。

私は、FM放送によるザルツブルグ音楽祭での彼らの演奏を聴きました。

レコード棚の片隅に、当時放送を録音した、古ぼけたカセットテープが残されています。今では、テープ自体がもうワカメのようになっていて、ほとんど聴くことができません。

前後して、シュライヤーとラゴスニックの演奏は、テレビ番組でも放映されました。

映像では、ステージに向かってギターが左側へ配置され、シュライヤーが右側に位置取り、テープルを前にして、歌われていきました。

物語を語りかけるような、親密感を感じられる演出がなされていました。

この大好きな歌曲集。私には非常に新鮮に感じられ、興味を持って映像に見入り、音楽を聴きました。
これもVTRに残し、当時何度も見たことを覚えています。

その後LPレコードでも出ましたね。私は最近また同じ盤を手に入れ、以前に購入した物を合わせて同じものを3枚所有しています。

シューベルトが生きていた当時を再現して演奏しようとしたということが一つの目的だと思いますが、私にとっては、素晴らしい音楽の贈り物となっています。

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