2007年3月15日木曜日

グラナドス 「スペイン舞曲第2番 オリエンタル」 


グラナドスのピアノ曲「スペイン舞曲集」は、全12曲どれも魅力に溢れた曲ばかりですね。

第5番「アンダルーサ」が最も有名でしょうか。ギター編曲でもよく奏されます。どの曲も好きですが、私はとりわけ第2番「オリエンタル」を好みます。

知名度は「アンダルーサ」に譲りますが、その曲調は一度聴いたら忘れられないほどの素晴らしい内容です。この曲を聴くと、何だか切なくなってしまいます。

「オリエンタル」という曲名は、グラナドス自身がつけたのではなく、出版社によって決められたということです。それにしても、「オリエンタル」(東洋)という曲名はその曲調にぴったりのように思えます。

私が所有しているLPレコードは、アリシア・デ・ラローチャのものです。お国ものだけに、素晴らしいリズム感と音色感で、聴き手を引き込む演奏ですね。

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