2007年3月6日火曜日

カリンニコフ 「交響曲第1番」 スヴェトラーノフ

カリンニコフの「交響曲第1番」は、以前から佳曲として知られ、色々なところで取り上げられていた曲ですね。

私は彼の交響曲は、「第2番」を先に知りました。スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団の演奏によってです。親しみやすいメロディーが出てきて、いっぺんに好きになりました。

「第2番」は何度も聴きましたが、「第1番」のことは気にかけようともしなかったのです。

大のクラシックファンとして知られ、膨大なコレクションをお持ちの俵幸太郎さんがクラシック音楽に関する著書を出しました。何年前のことでしょうか。

その著書に、カリンニコフをはじめグレチャニノフなど、ロシアの交響曲に佳品が多いというようなことが書かれていました。当然、カリンニコフの「交響曲第1番」の紹介もありました。

この著書を読み、まだ聴いていなかった「第1番」を聴いてみようと思いました。そして聴いてみて、「第2番」と同じようにいっぺんに好きになってしまいました。

第1楽章に出てくるしっとりとした美しいメロディーは、音楽を聴くことの楽しさを何倍にも広げますね。

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