2007年3月25日日曜日

グラズノフ バレエ音楽「四季」

グラズノフの音楽では、バレエ音楽「ライモンダ」とともに時々聴くのが同じくバレエ音楽の「四季」です。

グラズノフの「四季」は、冬から始まりますね。それから春、夏と進み、最後は秋で締めくくられています。 

これは農事暦のようなことになっていて、秋の収穫祭(酒神祭)が最後に来ているのですね。

この曲はバレエ音楽なので、言うまでもなく踊りがついています。 人間は登場しません。霜や氷、そよ風、麦穂などの自然現象や自然物が登場します。

風景や自然現象を一枚の絵画のように、音によって描写しています。

メロディーは大変に親しみやすく、また、それ以上にまるで絵画を見ているようで、雰囲気のある素晴らしい曲ですね。

私が所有しているレコードは、ハイキン指揮モスクワ放送交響楽団のものですが、切れが良く、ダイナミックで素晴らしい演奏です。特に私は「春」がお気に入りです。

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