2007年4月26日木曜日

シュポアのクラリネット協奏曲集 ライスターのクラリネット

シュポアには、交響曲の他協奏曲、室内楽など佳品があり、時々レコードを聴きます。中でも、クラリネット協奏曲集は、お気に入りです。

レコード棚には、ライスターのクラリネットとブルゴス指揮バイエルン放送響のオーケストラのものがあります。

オルフェオから2枚組で出ていたLPレコードです。今ではCDで再販されているのでしょうか。

ここでのライスターのクラリネットは、音楽性・技巧ともに本当に感心させられますね。磨かれた音色と共に全てのフレーズが淀みなく流れ出てきます。

このレコードは録音も良いので、ついつい手が伸び、しばしば我が家のターンテーブルに乗ります。今では少し雑音が出るようになってしまいました。

しかしこれはLPレコードでなくてはなりません。CDの再生では、柔らかく繊細な音質が出てこないのです。

曲は3楽章構成で大体同じようなお決まりなパターンなのですが、聴いた後の清々しさは他にないものがあります。

ライスター賛!

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